こんにちは、はじめまして！映画は観る専、好きなジャンルはミュージカル、苦手ジャンルはホラーの松本と申します。
今回はただ私の好きな作品を知っていただきたいという想いだけで書いた記事ですが、お時間あれば最後までお読みください。
私が今回紹介しますのは…『タレンタイム〜優しい歌』というマレーシアのヤスミン・アフマド監督の作品です。個人的には邦題で副題をつけて失敗したパターンの作品だなぁという気がしているので、タイトルだけでつまんなそう、と敬遠しないでいただきたいです！
配信にも入っていなかったと記憶していたのですが、ついこの間、Amazon primeで観られることを知り、これは是非とも紹介せねば！と思った次第でございます。
舞台はマレーシアの高校。毎年、有志の生徒が特技を披露する、つまりタレント(才能)を見せる場、「タレンタイム」が開催されます(文化祭というか、発表会って感じ)。イスラム教徒の家に生まれたムルーは得意なピアノと歌で、優秀な転校生ハフィスはギターと自作の歌でオーディションに参加します。耳の聞こえないマヘシュは、インド系の男子生徒。出演者を練習場所まで送る送迎役を任されました。人柄、成績ともに良く、弾き語りもできるハフィスに劣等感を持つ、中国系のカーホウや、ムルーの家の中国系家政婦なども登場する群像劇です。
様々な民族・宗教が入り混じるマレーシアという国の雰囲気を強く感じる作品なので、海外旅行が難しい今だからこそ、おすすめです！
青春要素ももちろんありますが、人種も信じる神も、何もかもが異なる人間同士が分かり合うことの難しさ、それでも分かり合いたいという気持ちの美しさが詰まった作品だと思います。
…さらに付け加えておくと、……泣きます。私は3回観て3回とも泣きました。あんまり大袈裟に言うと、逆に泣けなくなりますかね…？でも泣いてしまうんです。本当なんです。
涙活したいけど、ただお涙頂戴という作品ではヤダという人に薦めたいです(あまりにも限定的…)。
作中に登場する曲もとても良いので、お楽しみに。
さて、ここまでとっ散らかった文章をお読みいただきありがとうございます。最後にもう一度どこで観られるかだけお知らせして終わりたいと思います。
この作品はアマプラで観られます！見放題ではなくレンタルなのが少し手を出しにくいところですが、時間とお金が少し余っている方は観てみてください！
以上、松本でした。
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